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東京都の下水道維持管理業務の一端を担う下水道維持管理の専業会社

03-3663-2077

〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町14-14野村ビル3F

よくある質問(Q&A)Question&Answer

よくある質問(Q&A)

営業関連

Q.会社見学をしたいのですが?

A.普通の中小企業の事務所です。60㎡程度の事務所部分と30㎡程度の倉庫兼仮眠室ですが、ご希望が有れば検討させて頂きます。お電話いただくか、当ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。

Q.工事の見学をしたいのですが?

A.申し訳ございません。当社の工事は独自の工事ではなく、東京都下水道局等からの受託工事です。また、一般の歩道上、車道上での工事のため、近隣の皆様、通行の皆様にはご迷惑をおかけしながらの工事になります。また、工事箇所は危険でもありますので、工事見学はお控えください。


下水道関連

Q.下水道には「うんこ」がそのまま流れているのですか?

A.その通りです。ご自宅でも、会社でも、学校でも、ファーストフード店でも、駅でも同じです。「うんこ」は他の生活排水(台所・お風呂・洗濯など)と一緒に(合流式を採用している191都市は雨水も一緒に)下水道管を流れて、下水処理場(東京では水再生センターと呼んでいます)で処理されて、きれいになった水は川や海へ流されます。
但し、建物から出た先の公共下水道管では「原形のまま」流れることはないでしょう。他の生活排水(お風呂やキッチンの排水)と混ざりあっていますから。

下水の流れ図

Q.公園のレンガが下水汚泥から作られていると聞いてびっくりしました。臭くないのでしょうか?

A.「うんこ」のかたまりがレンガになると臭いでしょうし、衛生上も問題あるはずです。
しかし、「うんこ」のかたまりがレンガになるわけではありません。
下水処理場では微生物が「うんこ」を食べて、どんどんきれいな水になります。後に残った汚れのかたまりが汚泥ですが、この汚泥を焼却し、灰にしてレンガを作ります。
焼却灰を金型に入れ、プレス形成し、1050度前後で焼成してレンガが作られます。臭みもなければ、衛生上も全く問題ないことがわかっていただけると思います。

もう少し詳しく下水の流れを説明します。
そもそも私達から出た「うんこ」はどこに行くのでしょうか?下水汚泥ってどこで作られるのでしょうか?

トイレ(トイレのある建物)から流れ出た「うんこ」は、道路の地下にある下水道本管を流れ、下水処理場(東京都では水再生センターと呼んでいます)へ流れ着きます。
下水処理場ではどんな処理をするのでしょうか?

まず下水処理場のイラストを見てください。
     

下水処理場概略図

沈砂池(チンサチ)(大きなごみや砂を取り除きます)

最初沈殿池(重い汚れは沈みます。この沈んだ汚れは下水汚泥です)

反応タンク(微生物が汚れを食べて水をきれいにします)

最終沈殿池(汚れを食べた微生物は大きくなって沈みます→これも下水汚泥です)

消毒設備(きれいになった水を消毒します)

きれいになった水は、川や海へ放流

このようにきれいな水は海に戻っていきます。
(そうです。自然の循環に戻っていくのです。
自然の循環とは、海水は蒸発して雲をつくり雨になる。→雨が山に降って地下水や川の水となる。→川の水や地下水を水道水として、飲んだり・洗ったりして使う。→汚れた水は下水となって下水道管を流れ下水処理場へ行く。→下水処理場できれいになった水は川や海へ放流。という一連の流れ(サイクル)です。)

きれいになった水は自然に戻りますが、汚泥はそのままでは自然に戻せません。下水汚泥も何とかして利用する方法はないかと研究し、具体的に実施されている一つの方法がご質問の「レンガ」としての利用です。


Q.微生物が汚れを食べるってどういうことですか?

A.説明が難しいので、下記の通り2ヶ所からの引用文で説明させて頂きます。
微生物とは微小な生物全体の総称で、特定の生物をさす言葉ではありません。肉眼で見ることができない、または肉眼で細かいところまで観察できない生物は、すべて微生物とよばれます。一般的には一つの細胞でできています(単細胞生物)。ウイルス、細菌、菌類(酵母、カビ、キノコなど)、微細藻類、原生動物とよばれる生物たちが微生物の仲間です。(説明文出所:日本微生物生態学会アウトリサーチHP)

汚れた水をきれいにする主役は、数μmの小さな細菌類や菌類で、汚れ(有機物)を餌にして成長、増殖を繰り返しています。また、それらを食べる原生動物やさらに大きな後生動物(~数mm)がおり、一連の食物連鎖を形成しています。      

微生物図
             (説明文とイラストの出所:東京都下水道局HP キッズコーナー 微生物図鑑)


下に汚れを食べる微生物のイラストと解説文を同じく東京都下水道局HP キッズコーナー 微生物図鑑から引用させて頂きました。また、同HPには微生物等の顕微鏡写真もありますので、ご興味ある方は覗いてみてはどうでしょうか?
(動いていますので見ごたえあります)
    汚れを食べる微生物
 

よごれた水の中に微生物をたくさん入れて、空気の泡を吹きこ込みます。酸素を吸って活発になった微生物は汚れ(有機物)をどんどん食べて、よごれた水をきれいにしていきます。 汚れを食べて増えた細菌や、それを食べる原生動物などがくっついてかたまりになって、水よりも少しだけ重くなり下の方に沈んでいきます。そのぶん上の方の水はきれいに澄んでいきます。 澄んだ水は川や海に流します。

Q.「自然の循環」がなんとなく理解できました。一目でわかるイラストがあればもっと分かりやすいのですが?

A.どこから始めるか決めたほうが分かりやすいと思います。雨が降る所から始めます。

雨が降る →降った雨は地表を流れるか、地下に浸透する →ダムや川を経由してそのまま海に流れるか、人間が利用する →人間が利用する場合は、浄水場できれいにして →水道から飲んだり、お風呂や洗濯などして使います
→使い終わった汚れた水は下水に流します。この時「うんこ」も流します。 →下水道管を通って →下水処理場できれいな水にします →きれいになった水は川や海に流されます →川の水は流れながら蒸発しながら海に行きます。海の水も蒸発して雲になります →そして雨が降ります(一巡しました)


イラストは、上が、(公社)日本下水道協会。 下が、 神戸市から引用させて頂きました。
神戸市は雨水管と汚水管が分かれておりほとんど分流式です。東京など都市部で合流式を採用している地域は、汚水と雨水は一緒になって下水道管を流れます。


      自然循環図1

自然循環図2

Q.きれいな水は、川や海に流されて自然循環できるし、自然循環できない汚れ(下水汚泥)もレンガやその他の方法で利用できれば何の問題もないですね。
しかし、どうしても「使い道のない物」もあるのではないでしょうか?

A.下水は下水処理場で「きれいになった水」と「下水汚泥」に分かれます。
そして、「きれいな水」は川や海に放流される他に、水洗トイレ用水・環境用水(修景用水・親水用水・河川維持用水)・融雪用水等で有効利用されています。
「下水汚泥」はまず最初にタンクの中で貯めておくとガスが発生します。このガスで電気を起こして下水処理場の電力として有効利用します。(エネルギー利用としての下水道バイオガス)
それから、脱水・焼却・溶融により緑農地利用(肥料・園芸用土壌など)・建設資材利用(セメント原料・軽量骨材・レンガ・タイルなど)・エネルギー利用(発電・燃料など)され、レンガだけでなくいろいろな有効利用が推進されています。
しかし、最後に有効利用できない下水汚泥は残ります。産業廃棄物の最終処分として最終処分場での埋立処分が行われます。
下図は下水汚泥の有効利用の 図解を(公社)日本下水道協会のHPから引用させて頂きました。

     エネルギー利用図緑地・農地利用図建設資材利用図


バナースペース